受講生の01 小川輝史さん

受講のきっかけを教えてください

当院の経営層から、本プログラムに先立ち開催されたシンポジウムに関する情報提供があり参加しました。当院の理念の一つに、「積極的に学び向上と改善に向けて努力いたします」というものがあります。プログラムの概要を知り、経営環境が厳しい中、経営層に未来を見据え現実感のある提案ができるようになること、主管部門のアウトカムを更に引き上げ病院経営に今以上に参画していくためには、本プログラムのように理論と実践を体系的に学ぶ必要があると感じたことがきっかけとなりました。

ためになった(思い出に残っている)授業・先生、その理由は?

どの講師の先生の授業も刺激的であったことは事実です。しかし、中でも医療政策学の満武巨裕先生、武藤正樹先生の講義は、現在の日本の状況を俯瞰的に捉えることができました。また、医療経済学の権丈善一先生は、医療経営・介護福祉経営、ヘルスケア分野について学ぶ仲間と、先生の著書である「ちょっと気になる」シリーズを読み込んでいたため、直接お会いできた時にはその熱いメッセージに感動しました。医療財務会計論、医療管理会計論は、どの講義もリハビリテーション専門職の立場では普段あまり触れる機会がなかったため、これまでの自分には無かったものが身についたと感じることができました。

お仕事などで活かされそうなこと・活かしたことについて教えてください

病院は多職種で構成されている組織です。多くの講義で実施されるグループワークやディスカッションの機会に、医療機関からの参加者が多いことから、経営管理を担う方が講義内容をどのように捉え、そのことをどのように実務に還元しようとしているのかを知ることで、自院への展開の際にどのように提案することが有効になるのか考えることができています。

受講を考えている方へメッセージをお願いします

病院経営の基礎から実践までを学ぶために、とても豪華で専門性の高い講師陣が揃っています。講義は、会場受講が困難な場合にも対応可能なEラーニングシステムが導入されています。受講の度に、自身の理論と実践力がレベルアップしていくことを実感できるプログラムです。また、事業推進責任者の小笠原教授をはじめ、スタッフの皆さまの支援体制も非常にあたたかく、受講生に配慮された学びの環境です。